「合うコスメない!」へ、開発者の本音

毎晩の「スキンケア迷子」になっていませんか?
鏡の前でため息をつきながら、「私の肌に本当に合うスキンケアって、一体どこにあるの……?」とスマホを握りしめているそこのあなた。
口コミサイトのランキングを上から順にポチっては試し、
「悪くはないけれど、劇的になにかが変わるわけでもない」
「また違ったかも」と、使いかけのボトルばかりが増えていく
……そんな経験はありませんか?
こんにちは! 横浜みなとみらいの手作りコスメ教室「craft cosme」のマイサンです。
今日も白衣を着て、企業様向けのスキンケア処方をせっせと開発しつつ、「この絶妙な保湿成分の配合比、世の迷える女性たちにダイレクトに教えたい……!」とビーカー片手に怪しくニヤついている現役の化粧品開発者でございます。
怪しい魔女ではありませんので、逃げないでくださいね(笑)。
スキンケア製品を探して夜な夜なネットサーフィンをしているあなたへ。
今日は、開発者の立場から少し意地悪で、とびきり愛のある「ウラ話」をお届けします。
なぜ、あなたに「ぴったりの一本」が見つからないのか?
世の中には星の数ほどスキンケア製品が溢れているのに、なぜ私たちはいつまでも迷子になってしまうのでしょうか。
化粧品の裏側にある「全成分表示」。
途中までは配合量の多い順に記載されていることはご存じの方も多いと思いますが、
実は「どの成分が、何パーセント入っているか」という黄金比率は、書いていないところがほとんど。
たとえば、同じ「ヒアルロン酸配合」や「植物エキス配合」と書かれていても、ベースとなる水やグリセリンの中にほんの数滴入っているだけなのか、それとも贅沢な比率で組み込まれているのか。
とろみのあるリッチなテクスチャーが、高機能成分によるものなのか、単なる増粘剤による演出なのか……。
これらはすべて、開発室の扉の奥にある“大人の事情”という名のブラックボックスに隠されています。
さらに言えば、肌のコンディションなんて、昨夜の睡眠時間や食べたもの、季節の変わり目の空気の乾燥、さらにはパートナーや上司へのちょっとしたイライラ(笑)ひとつで毎日変わるもの。
誰かが決めた「万人向けの完成品」が、今日のあなたの角質層に100点満点でフィットするほうが、むしろ奇跡だと思いませんか?
料理に例えるなら、「今日はちょっと疲れたからお出汁を濃いめにしよう」「少し胃が重いから油分は控えめに」と味付けを変えるのが当たり前。
それなのに、スキンケアだけは誰かが作った味付けを、そのまま受け入れるしかない。
「もう少し成分や配合量を自分で選んで、その日の肌に合わせて調合できたら、毎日のスキンケアはもっと面白く、もっと素肌を愛せるようになるのに!」
長年、開発の現場にいながら、私はこの「つくる側」と「選ぶ側」の深いギャップにずっとモヤモヤしていたのです。
「母になったら守りに入る」なんて、誰が決めたの?
突然ですが、、、笑。 そんな思いを抱えていた私が、現役の開発者を続けながら「使う人自身が処方を調合できる場所」を立ち上げた一番のきっかけ。
それは、子育てと仕事の両立という人生の大きな転機でした。
世間では今でも、「結婚や出産を機に、女性のキャリアは一度立ち止まるのが当たり前」という空気が漂っています。
「子どもが小さいうちは無理しないでね」という周囲の温かい気遣いは、本当にありがたいものです。
でも、私の心の奥底に棲む“あまのじゃくマイサン”が、小声でこう囁いたんですよ。
「……え、なんで母になったら大人しくしなきゃいけないわけ? むしろここからパワーアップして、もっと飛躍したっていいじゃない!」と。
守りに入るどころか、母になったからこそ自分の人生をもっと面白がりたい。
「お母さん、毎日すっごく楽しそうに挑戦してるじゃん!」という背中を子どもに見せたい。
キャリアが分断される“世間の当たり前”なんて、開発室のビーカーと一緒にきれいに洗い流してしまえ!と、半ば意地と反骨精神で新しい一歩を踏み出しました。
自分で選んで、自分で混ぜる。
最高の「美肌液*¹」という体験
そうして誕生したのが、使う人自身がプロと同じ原料を使い、自分好みの処方を仕立てるワークショップです。
理科の実験のようにスポイトを握り、
「最近エアコンで乾燥するから、水分を抱え込む保湿成分を少し多めにしよう」
「ベタつくのは苦手だから、テクスチャーはみずみずしく、肌を柔軟にするあの成分を」
「今日はいっぱい深呼吸したいから、心をほぐす柑橘と樹木の精油をブレンドして……」
そうやって成分を選び、自分だけの「美肌液*¹」を調合していく時間。
これは単なる作業ではありません。
誰かが決めたスキンケアに自分の肌を合わせるのではなく、今の自分の肌と心にじっくり向き合い、自分で自分をご機嫌にする贅沢なセルフケアの時間です。
既製品をただ買って消費するだけでは決して味わえないワクワク感と、肌のキメが整っていく手応え。
これこそが、忙しい日々を送る女性たちに本当に必要な「自分を磨く楽しさ」だと確信しています。
だから、何度でも「お肌の調律」にいらしてください
手作りコスメの教室というと、「一度体験して楽しかったら終わり」と思われがちです。
でも、私は皆さんに「かかりつけの肌ケア」として通い続けてほしいと本気で思っています。
春の花粉やゆらぎ、夏の紫外線、秋の乾燥、冬の冷え込み。
季節が巡れば、肌が欲しがるうるおいのバランスもガラリと変わります。
年齢を重ねたり、ライフステージが変われば、心地よいと感じる香りや質感も移ろっていくものです。
ピアノの調律のように、季節の変わり目にふらりとcraft cosmeへ立ち寄り、今の素肌の声を聴く。
「マイサン、最近仕事がバタバタで肌がカサついてさ〜」なんて日々の愚痴をこぼしながら、一緒にビーカーを混ぜて大笑いする。
そんな場所でありたいのです。
自分の肌を自分でプロデュースできるという小さな自信は、毎日の暮らしに確かな彩りと元気を与えてくれます。
女性が自分の手で人生を面白がり、前を向いていく姿を見るのが、開発者としての私の最高の喜びです。
横浜みなとみらいのBUKATSUDO(イベントスペース)で、新鮮な高機能成分とちょっぴり悪い冗談をご用意して待っています。
次はどんな配合で、あなただけの特別な一本を仕立てましょうか?
こんなワクワクする体験はじめてでしょ?
*1:美肌液は雑貨です。





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